本願寺名古屋別院は、室町時代の明応年間(1500年頃)に、本願寺第8代蓮如上人の第13子蓮淳師(1464~1550)が伊勢国桑名郡長島杉江に創立された願証寺を起源とします。
しかし、第2次世界大戦の末期、1945(昭和20)年5月17日、空襲にあい、鐘楼等一部の建物を残して、すべての建物が焼失しました。
そして、戦後の混乱もおさまり、1960(昭和35)年本堂再建費、維持費捻出のため、西別院ビルを建築し、1972(昭和47)年4月には、現在の印度洋式の本堂が、名古屋別院ご門徒はじめ、東海教区(愛知・三重両県)の寺院・門徒の方々のご懇念により
立派に建立されました。
1986(昭和61)年3月には、西別院文化ホール・幼稚園舎・役宅の複合ビルが完成、
1992(平成4)年10月には本堂復興20周年記念事業として本堂内外の改装工事を施し、
中京都市圏における浄土真宗本願寺派(西本願寺)の正法弘通の中心道場・教化の
殿堂として存在しています。
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