名古屋の葬儀・永代供養・納骨堂は一柳葬具總本店
葬儀の生前予約とは、生前にご自身の葬儀の予約を葬儀社に行っておくことを指します。葬儀社を選び、葬儀の内容や費用を相談して決定しておきます。予約はご自身または家族が行います。「亡くなってもいないのに葬儀の予約をするなんてとんでもない」と、ひと昔前なら誰もが考えたかもしれませんが、今では終活の一つとして利用される方が増えています。今回は生前予約についてご紹介します。
1. 葬儀社を選ぶ
自宅の近くに斎場がある葬儀社や、知り合いのご紹介、チラシなどの案内で知っている葬儀社など複数社を選びます。
2. 見積もりを出してもらう
葬儀の形式や祭壇の種類、参列者の人数など具体的な内容を相談して、見積もりを提示してもらいます。見積もりといっても、あくまで仮の内容なので、実際の葬儀の際に変更することが可能です。
一社だけで決めるのではなく、複数社のプランや費用を比較することで、よりご自身の希望に合った葬儀プランを見つけることができます。
3. 生前予約または生前契約をする
見積もりで提示してもらった内容に同意できれば、生前予約または生前契約を行います。
4.費用の支払い
予約に当たって、契約金が必要な場合は支払いをします。
生前契約の場合は、葬儀の予約だけでなく、費用の支払いを済ませておくことができます。
5. 施行の連絡
生前予約の対象者が逝去されて、葬儀を執り行う必要が発生した際に、予約した葬儀社へ連絡を行います。
6.葬儀の施行
予約内容に基づいて、葬儀を行います。
7. 事後の支払い
葬儀費用の支払いを行います。
生前予約にはいくつかのメリットがあります。
1. 生前に葬儀を予約することで、葬儀費用の支出を予定しておくことができて、将来の不安を軽減することができます。
2. 生前にご自身の葬儀内容を検討しておくことで、葬儀社が事前に予約された内容を元に進めるため、ご家族の負担を減らすことができます。
3. ご自分の希望や要望を明確にして、じっくりと葬儀社に相談することができます。
また宗教宗派にかなった葬儀を行うことができます。
4. ご逝去後、葬儀の内容や費用に関してご家族間で意見が一致しない場合があります。
生前に予約しておくことで、このようなもめ事を避けることができます。
一方で生前予約には、デメリットもあります。
1.葬儀社選びは非常に重要で、信頼性や評判を確認する必要があります。
経営状態のよくない葬儀社などの場合、予約金や前払い金が消えるなどのリスクが考えられます。
2. 葬儀の生前予約や生前契約では通常、一部または全額の費用を前払いする必要があります。
また実際に施行した際に、値上げなどの理由から追加料金が発生する可能性も考えられます。
3. 生前予約をした場所や地域から引っ越しなどをすると、予約内容がご自身の状況に合わなくなる場合があります。
4. 生前予約した葬儀の内容が、時間の経過と共に故人や遺族の希望や状況に合わなくなる可能性があります。
5. 葬儀の内容に納得できないなどの理由から、ご家族に反対される場合があります。
6. せっかく生前予約していても、遺されるご家族に伝わっていなければ、その葬儀社で葬儀を執り行うことができません。
葬儀社の生前予約は、さまざまな利点がある一方で、慎重に検討し、信頼できる葬儀社と契約することが大切です。また、契約内容や変更手続きについて十分理解して、発生しうる変更に対応できるようにすることも重要です。
生前予約に関するデメリットについては、事前に対策を取ることで回避することができるものもあります。
例えば
1.葬儀費用に余裕を持っておきましょう
2.家族に話しておきましょう
葬儀の予約をしたいということや、葬儀内容についてもご家族とよく話し合います。
3.解約方法を調べておきましょう
予約を検討したものの、今後の状況が変わる可能性があります。解約方法や支払った費用の払い戻しなどについて、事前に確認しておきます。
4. 複数社の葬儀社を比較検討しましょう
5. 葬儀社の評判を確認しましょう
知人、友人など実際に葬儀社を利用したことのある方の体験や評判を聞くことで、広告やホームぺージ上では分からない葬儀社の様子を知ることができます。
一社だけでなく、複数社の葬儀社を比較検討することで、よりご自身に合った信頼できる葬儀社を見つけることができます。
葬儀の生前予約は、メリットとデメリットの両方がありますが、上手に活用することで、将来の心配ごとを減らすことができ、ご家族の負担を軽くすることができるものです。
一柳では、定期的に斎場見学会・相談会を開催しております。ご葬儀のイメージやお見積りなど、スタッフが丁寧にご案内をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。
(投稿日:2024年2月6日)