名古屋の葬儀・永代供養・納骨堂は一柳葬具總本店
30年ぐらい前までは葬儀の話をすることは「縁起が悪いこと」だと思われていました。
しかし、最近では「終活」という言葉が世の中に浸透し、多くの葬儀社が「事前相談受付中!」などとホームページやチラシを使って自社をアピールしています。とはいえ、実際に葬儀社へ行って葬儀の相談をするとなると「なにを話せばいいのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、葬儀の事前相談をもっと気軽に活用していただけるよう、「相談会ではどんな話をするのか」
実際のご相談を例にしてわかりやすくお伝えしていきます。
名古屋市内にお住まいのYさま(40代 女性) 野並斎場にご来場
本日はお忙しいなか、お越しいただきありがとうございます
ご相談というのはどなたかご心配な方がいらっしゃるのでしょうか?
はい
実は今、父が入院をしておりまして...
先生から、「半年もつか、もたないか」と言われました。
もしものことがあったときに、まずどうすればいいのか
なにもわからないので、お話が聞きたくてお邪魔しました。
そうでしたか。
承知いたしました。
では、「ことが起きてから、ご葬儀までの流れ」をご説明させていただきます。
相談会で皆さんが気にされるのが 「万一のときにまず何をしたらいいのか」 ということです。
大切な方が亡くなった直後で悲しみも深い中、喪主、ご遺族はやるべきことが多く、非常に大変です。
あらかじめ、おおまかな流れや気を付けるべきポイントを知っておくと気持ちに余裕も生まれますので
参考にしていただければ幸いです。
現在の日本では、多くの方が病院で最期のときを迎えています。※
Y様のお父様は現在入院中とのことでしたので、「病院で亡くなられた場合」を例にして、ことが起きた時の流れと
気を付けるべきポイントをご説明していきます。
(※2021年9月 厚生労働省「人口動態統計」より病院で亡くなった方の割合65.9%、次いでご自宅が17.3%)
まず、病院で亡くなられますと、病院で死後の処置をしていただきます。
処置が終わりましたら、病院から出るように促されます。
病院に安置できる場所があればよいのですが...ない病院でしたら即でしょう...
そんなに早くですか?
悲しんでいる余裕もない...。
そうなんです。
ですので、次に病院から移送するために「葬儀社に連絡」をします。
このとき、葬儀社が決まっていない場合、ここから葬儀社探しとなります。
病院が提携している葬儀社を提示してくれることもありますが、
たいていの人は初めてのことで「どこに頼めばいいのか...」と戸惑われます。
事前に葬儀社を決めておけば、慌てずに済みます。
父の場合は、一柳さんに連絡すればいいのですね。
夜中でも大丈夫でしょうか
はい。
24時間365日一柳のスタッフがおりますので、病院までお迎えにまいります。
お電話をいただく前に故人様のお帰り先を決めなくてはなりません。
ご自宅に戻られるのか そのまま斎場に入るのかどちらがよろしいでしょうか
実は、母が認知症で...状態もあまりよくないので
家は難しいと思います。斎場にお願いします。
では斎場にご安置をさせていただきます。
一柳へご連絡いただく際、以下の点をお伺いいたします
1.故人様のお名前、住所、電話番号
2.亡くなった場所(病院名、病室)
3.ご遺体の移送先(ご自宅、斎場など)
4.連絡者様のお名前、続柄、携帯番号
5.宗旨・宗派
をスタッフへお伝えください
わかりました。
それでは斎場へ到着したあとの流れを続けてご説明いたします。
・ご遺体を安置し、枕飾りをする
・寺院(菩提寺)へ連絡し、枕経をあげていただく
・お寺様と僧侶の人数や、日程、戒名(法名)などについて打ち合わせ
その後、一柳のスタッフと葬儀の打合せになります。
・喪主 ・葬儀内容
・通夜、葬儀の日時 ・粗供養品
・ご予算 ・予定参列者数
などを決めていきます。
事前にだいたいの内容を決めておくと打合せもスムーズに進んでいくかと思います。
葬儀の内容が決まりましたら、葬儀案内を関係者の方へ通知する
という流れになります。
ご予算や会葬者の人数、葬儀の形式などご希望をお聞きします。
当然「どうしてよいかわからない」という点も出てくるかと思いますが
経験豊富な一柳のスタッフがサポートいたします。ご安心ください。
あの...
死亡届はどのタイミングで出しに行けばよいのでしょうか。
亡くなられた当日か、お通夜当日の正午までに市区町村に提出してください。
その後「火葬許可証」を受け取り、一柳のスタッフにお渡しください
(火葬場の予約のため必要になります)
※ご遺族の状況により、一柳が代行する場合もございます。
お通夜の前に近親者の方にお集まりいただき
ご遺体を納棺します。(※ご希望により湯かんも承ります。)
その後「お通夜」という流れなります。
決めることがたくさんあって驚いています...
こうして事前に話を聞いていなければ、
きっとパニックになっていたと思います。
あらかじめ、おおまかな流れや決めておくべきこと、
気を付けるポイントを知っていれば気持ちに余裕もうまれると思います。
大切な方を亡くされた直後、短い時間にあれもこれもと決めて
進めていくことは大変なことです。
葬儀が終わった後、「こうしておけばよかった」と後悔しないよう
もっと事前相談を活用していただきたいと思っております。
今日はありがとうございました。
葬儀の内容については親族とも話し合って、具体的にしてから
また相談に伺いたいと思います。
承知しました。またいつでもご相談ください。
あらかじめ葬儀までの大まかな流れを知っていれば、万一の際、慌てることなく葬儀の準備を進めることができます。
葬儀に参列することはあっても、葬儀の当事者になるということはそう何度もあるものではありません。「初めてのことでどうしたらいいのかわからない」と心配されるのは当たり前のことです。事前相談を活用して、もしもの時の不安を少しでも減らしておきましょう。一柳では、定期的に事前相談会を行っています。葬儀に関することはもちろん、終活についてのご相談も承っておりますので、お気軽にご参加ください。